設計依頼の流れ

まりこ建築デザイン株式会社では、建築設計および施工段階の工事監理を行います。
すでに土地がある場合やこれから探す場合でも、検討段階からのご相談を受け付けておりますのでお気軽にお問い合わせください。

1.　お問い合わせ、初期プレゼン(無料)

ホームページにてお問い合せいただいた後、ご計画のお話について伺います。会話の中でどのような建物にしていくかを探っていく場となります。疑問点やどのような形で業務が進んでいくかについても丁寧にご説明させていただきます。

お客様にとって設計事務所に問い合わせをするというのは勇気がいるものです、、、。

そこで、相談や打ち合わせは無料とさせていただきました。設計契約をするまでは費用は発生しません。

事務所においでいただき、打ち合わせの中で設計者の考え方や相性、実際の建物をご覧いただきながら検討して頂ければと思います。

お客様が検討に値するとご判断をいただければ、その後1か月以内をめどに「プレゼン」を実施します。打ち合わせ内容をもとに「このような建物はいかがでしょうか？」という形でプレゼンを行います。

「プレゼン」では打ち合わせ回数が限られるため、本設計を依頼するかどうかを判断する場とご理解ください、そのため費用は無料となります。内容に満足していただけた場合は「設計監理委託契約」に進みます。

本設計ではさらに密接なコミュニケーションを取りますので、最終図面は初期段階と変わる場合があります。

初期プレゼンテーションで設計を依頼するとご判断して頂けた場合は、「設計監理業務委託契約」を結びます。法律に基づき重要事項説明、契約、書面の交付を行います。

契約時には総予算の確認、詳細な業務範囲や設計監理料、支払い条件、スケジュール等を決定します。契約時には設計監理料の20%(第1回設計監理料)のお支払いが発生します。

設計監理料は業務の進捗ごとに分割でのお支払いが分割で発生します。詳しくは設計監理料をご覧ください。

契約を結んだ段階で設計事務所としては本格的な業務がスタートとなります。設計監理料は高額かつ長期にわたる契約となります、契約締結前に「弊社に本当に設計をお願いしても良いか」をじっくり検討したうえでご決断ください。

契約前までのすべての業務は「無料」となります、またこの段階までの検討業務については後日費用を請求することはありませんのでご安心ください。

契約後は基本設計を行います。お客様のご都合に合わせながら打ち合わせを繰り返しご納得いただけるまで設計を行います。

この段階で、新築の場合は土地の地盤調査を行います。地盤調査費用は設計監理料とは別にお客様の負担となります。調査の結果によっては地盤改良や基礎の仕様変更等を行う必要があり、工事費の見積精度を保つ上でもこのタイミングで実施いたします。

諸条件を整理して、建物の平面・立面・断面図等を作成。同時に性能・仕様・設備の概要もまとめ、工事費の見積を出します。
基本設計が完了しお客様に図面の承認をいただきます。この段階で設計監理料の20%のお支払が発生します。(第2回設計監理料)

基本設計が完了し、お客様の承認を得た段階で実施設計を行います。

建物の構造、設備の詳細などを決め、施工工事に必要な図面を作成します。詳細な図面がすべて完了した段階でお客様に図面の承認をいただきます。

設計図面が確定した段階で法令に基づき指定建築確認検査機関への確認申請書類を作成し提出します。
この段階で設計監理料の20%のお支払が発生します。(第3回設計監理料)

詳細図面をもとに、施工会社に工事見積を行います。工事見積を1社でいくか、複数社で見積を行うかはお客様との打ち合わせで決定いたします。

複数社で見積を行った場合、見積金額をお客様と一緒に比較しながら施工会社を決定します。総予算内に収まらない場合、お客様と打ち合わせの中で設計変更を行い総予算を意識して業務を進めます。

決定した施工会社と工事請負契約を結びます。施工会社とお客様の契約となります。弊社は契約に際しては監理者として契約に立会い、契約書に捺印します。この段階で設計監理料の20%のお支払が発生します。(第4回設計監理料)

工事が着工されたら設計内容が正しく工事がなされているかどうか確認・指導を行います。

工事の中で記録を取りながら工事進捗をお客様にご報告いたします。施工会社が問題なく円滑に工事を進められるように、設計者としてコミュニケーションを取りながらお客様のパイプ役としての役目も務めます。

建物が完成したら建物を検査し確認後、施工会社から引渡しを受けます。この段階で設計監理料の20%のお支払が発生します。(第5回設計監理料)5回に分けてお支払いいただく設計監理料もこれで最後となります。

引き渡し後の建物はお客様の所有物になります。